佐藤友哉に関する記事まとめ

エナメルを塗った魂の比重』を初めて読んでから約一年が経った。あの小説はぼくの生活を根底から作り替えた。佐藤友哉が引用する作家たち、オースターやサリンジャーやフォークナーを読んだ(中上健次ももうすぐ読む)。初めて『フリッカー式』を読んだとき、ぼくは上手く評価できなかった。もう一度読み直したいと今は思う。でも、初めて読んだときの混乱しているような記録もしっかりと残しておきたい。そう思って現時点での佐藤友哉に言及した記事をまとめる。こうやって一覧にしてみると、しっかり考えて書いたものから流して書いたものもあり、自分の本の読み方の変遷として使うには不足だけれど、ひとりの作家について自分が考えたことの総体は見えてくる。