『好き好き大好き超愛してる。』舞城王太郎

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

12/22読了。今年131冊目。
「愛は祈りだ。僕は祈る」という冒頭が強い。「愛」も「祈り」も「僕」もそれだけで揺さぶられる言葉だ。「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」は舞城王太郎の文章表現のひとつの極限なんだと思った。非現実的なレベルの性的快感が描写されていることと、メタ的な描写が頻繁に登場することからそういえると思う。でもファウストに掲載されたということは、当時の小学生も読んでいたのだろう。すごいことだけどちょっとおかしい。