『社会学入門―〈多元化する時代〉をどう捉えるか』稲葉振一郎

社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス)

社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス)

10/31読了。今年110冊目。
社会学アイデンティティはどこにあるのか、という問いに回答を出すべく、社会学の特徴や歴史を解説する本。社会学の大きな特徴として、形式に注目することと近代について考えることの二点を挙げていた(気がする。記憶が曖昧)。けっきょく、結論は「社会学には一般理論がなく、これからも現状維持していくしかない」みたいな感じのもので、冷静さに驚いた。