『デリダ―脱構築』高橋哲哉
- 作者: 高橋哲哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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講談社の現代思想の冒険者たちシリーズの一冊。デリダの解説本。
読むのにとても時間がかかった。難しい本を読むときに、読書に疲れる→なかなか進まない→内容を忘れて読み直し→読書に疲れる、という無限ループにはまってしまい、気がついたら何週間も経っていたなんてことがよくある。この本も2週間かかった。
率直に言うと難しい。デリダだから当たり前だ。脱構築がどんなものなのかだいたいわかった。他の思想もなんとなくニュアンスは掴んだ。でも、説明しろと言われたら一言もしゃべれない。
用語集や著作解説が付録として付いているので、何かと便利な本ではあると思う。解説も、それぞれの細かいパートで見るとわかりやすい。そういうところから判断して良著なのだろうけど、いかんせんデリダの方につかみ所がない。
もう一度読み返すべきなのかもしれないけど、疲れたからしばらく小説を読もうと思っている。