「チェ 39歳別れの手紙」を映画館で見てきました

キューバ革命を成功させてから、チェは政治家として活動します。しかし、ある日カストロに一通の手紙を遺し、ボリビアへ革命の旅へ出るところから映画が始まります。そこから約一年間のゲリラ戦を経て、革命は失敗し、チェはボリビア軍に捕まり、そして命を落とすという物語です。
キューバ革命ではカストロとともに大成功を収めましたが、今回は革命が失敗する様子が描かれます。そのため、28歳の方よりも激しいゲリラ戦が描かれていて、チェも殺されるとわかっていたから、びくびくしながら見ました。チェはキューバ革命と同じように道徳的な行動を繰り返すのですが、それがとてもよい形で結果が表れたキューバ革命とは違い、ボリビアでは兵士の反感と仲間の死となって返ってきます。見ていてとても辛かった。