『深夜特急4』沢木耕太郎(新潮文庫)

深夜特急4?シルクロード? (新潮文庫)

深夜特急4?シルクロード? (新潮文庫)

パキスタンの長距離バスは、凄まじかった。道の真ん中を猛スピードで突っ走り、対向車と肝試しのチキン・レースを展開する。そんなクレイジー・エクスプレスで、〈私〉はシルクロードを一路西へと向かった。カブールではヒッピー宿の客引きをしたり、テヘランではなつかしい人との再会を果たしたり。前へ前へと進むことに、〈私〉は快感のようなものを覚えはじめていた―。

1/30読了。今年7冊目。
シルクロードをバスで西へ西へと進んでいく。カブールやテヘランでのお話。
沢木耕太郎はこんなに若い頃から磯崎新と知り合いだったらしい。それもほとんど偶然。うらやましい。
この巻ではずっとイスラム教圏だから、イスラム文化特有の雰囲気を感じることができた。