クリスマス・キャロル / ディケンズ

クリスマス・キャロル (講談社文庫 て 4-1)

クリスマス・キャロル (講談社文庫 て 4-1)

ほんものの愛とは何?幸福とは何?クリスマスの前夜、欲ばりで残酷な老商人が、過去・現在・未来の三幽霊とむかしの友人の幽霊の教えによって、守銭奴の生活の愚かしさを悟り、善意と良心をとり戻す――文豪ディケンズが人生の真実についてきびしく問いかけ、こころあたたまる名作の読みやすい決定訳。

紹介文は決定訳と書いてありますが、1970年頃の翻訳です。内容は素晴らしいです。童話的な話ですが、子どものころに読んだ記憶がありません。もったいない。もっとも「無知」と「欠乏」の下りはわからなかったでしょうが(正直、今もよくわかっていない)。ここから生まれたクリスマスの伝統とかあるらしいです。すごいですね。