自由主義の再検討 / 藤原保信
- 作者: 藤原保信
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1993/08/20
- メディア: 新書
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資本主義の経済,議会制民主主義の政治を軸とする「自由主義」――それは社会主義体制の崩壊によって勝利したといえるのだろうか.むしろ今こそ,その自己克服・修正が求められているのではないか.近代の思想史を見直しながら,自由主義の本質と限界を明らかにし,二十一世紀にむけた新しい思想「コミュニタリアニズム」への展望を語る.
正直、難しくてあまり理解できませんでした(特にマルクスの思想)。16歳には少し難しかったかもしれません。とは言っても、自由主義が認められていく過程が書かれてある章は、現代社会で習ったジョン・ロックやホッブズといった人物の思想がよくわかりました。自然法の下りは、「寝ながら学べる構造主義」にも出てきていて、様々な文脈で重要視されているのがわかりました。