自由主義の再検討 / 藤原保信

自由主義の再検討 (岩波新書)

自由主義の再検討 (岩波新書)

資本主義の経済,議会制民主主義の政治を軸とする「自由主義」――それは社会主義体制の崩壊によって勝利したといえるのだろうか.むしろ今こそ,その自己克服・修正が求められているのではないか.近代の思想史を見直しながら,自由主義の本質と限界を明らかにし,二十一世紀にむけた新しい思想「コミュニタリアニズム」への展望を語る.

 正直、難しくてあまり理解できませんでした(特にマルクスの思想)。16歳には少し難しかったかもしれません。とは言っても、自由主義が認められていく過程が書かれてある章は、現代社会で習ったジョン・ロックホッブズといった人物の思想がよくわかりました。自然法の下りは、「寝ながら学べる構造主義」にも出てきていて、様々な文脈で重要視されているのがわかりました。