2008年3月をふりかえる

読書

 じつは読んだとき全く意味がわからなかった。しかし考えているうちに何となくわかってきて、「哲学の教科書」の説明でやっとわかった。そうすると今度はこの小説の魅力から離れられなくなった。始めから終わりまで短い中に凝縮された世界はバイブルにするに相応しい傑作だと思う。でも実存主義はよくわからない。

 新訳の亀山郁夫による分析。

  • 読み替えられた日本神話 / 斎藤 英喜

 日本神話が日本の歴史の中でどのように読まれてきたのかが書かれてある本。

音楽

 さわやかで無邪気。よく聴いた。

アニメ

 なつかしかった。子どもの心を忘れてはいけないですね。

 今石洋之監督。試験中なのにハマった。熱くて泣けるアニメなんて今時、と思いながらもかっこいい。

 下田正美監督。春休みに見た。展開が早くもなく遅くもなく、一話が終わって、絶妙なところでエンディングが入る。今思い返すと全体としても構成がしっかりしていた。量子テレポートなどSFネタが毎回面白い使われ方をしている。たまに哲学が引用されていたりして、当時のぼくの心境にフィットしていたような気がする。