ウェブ時代をゆく / 梅田望夫

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ進化論』と同様にとても面白い本で、一気に読んでしまいました。
ウェブ進化論』ではウェブがこれからどう変わるか。そのなかでグーグルは何をするのか、といったことが書かれていましたが、今度はその中でどう生きてゆくべきかと言うことが具体的に示されています。『ウェブ進化論』に触発されてはてダを始めたのはよいものの、書くことがすぐになくなって、プライベートモードにしていたのですが、今度もまた梅田望夫に触発されて、恥ずかしいのを我慢して(もっとも誰にも見られていないのですが)、また公開することにしました。
 この本の中では、様々な人の生き方が例として挙げられているのですが、梅田望夫自身の今までどう社会を渡ってきたか、ということも書かれており、やはり本人のものだけあってとても興味深く読ませていだだきました。
 さて、この本を読んで、自分の人生のことももちろん考えるわけですが、ぼくは「けものみち」(だれもまだやったことのない道を行く)か「道を究めるか」の選択はまだできないし、する必要もないだろうと思います。この本を読んでもっとも強く学んだことは「オプティミスティックに考える。それがエネルギーを生むんだ」と言うことかもしれません。