『四季 冬』森博嗣

四季・冬 (講談社ノベルス)

四季・冬 (講談社ノベルス)

天才科学者真賀田四季の孤独。両親殺害、妃真加島の事件、失踪、そしてその後の軌跡。彼女から見れば、止まっているに等しい人間の時間。誰にも理解されることなく、誰の理解を求めることもなく生きてきた、超絶した孤高の存在。彼女の心の奥底に潜んでいたものは何か…?「四季」4部作ついに完結。

2/14読了。今年15冊目。
『秋』とはうってかわって始めから終わりまで真賀田四季です。これが中二のぼくが好きだった世界観の到達点だな、と感じました。あの頃に読んでおけばよかったという後悔の念でいっぱいです。ここが良くも悪くもぼくの頂点だった。これから先、戻ってくることはないでしょう。