『ゴーレム100』アルフレッド・ベスター

ゴーレム 100 (未来の文学)

ゴーレム 100 (未来の文学)

12/22読了。今年100冊目。
ついにここまで来たか、という感じ。せっかくだから記念に何か読もうと思って、「100」つながりで『百年の孤独』を読もうと決めた。近所の図書館に行ってみると、見事に借りられていて、都合よくこの本を見つけたので読んだ。『虎よ、虎よ』を先に読む予定だったのだけど。本を借りたのが20日で、22日の夜からの旅行を控えていたので、終業式の後急いで読んだ。衝撃的な内容だった。「超感覚」みたいなのを描くのに、よく分からない絵を用いている。描写もしゃべってることもわけがわからない。全体的に、去年の冬に読んだ『虚構船団』に似ていると思ったけど、わけがわからないもの同士くくっただけかもしれない。まさに「センス・オブ・ワンダー」を感じた本だった。