『カーニヴァル化する社会』鈴木謙介

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

なぜ働かない若者達が増加する一方で、残業時間は延び続けているのか。インターネットを中心に見られる「祭り」現象は、どのようなメカニズムで起こっているのか。
若年層の労働問題から、監視社会、ケータイ・コミュニケーションなどのあり方を通じて、「後期近代」において私たちの直面する「カーニヴァル化」という現象を読み解く。

11/21読了。今年90冊目。
年間100冊まで残り10冊。微妙なラインです。
前書きで2ちゃんねるとかの「カーニヴァル」が提示されて、何だか面白そうと思ったのに、第一章は監視社会について。どうつながるのだろうな、と思って読み進めていくと最後見事に一つの話題に結実していくのには目を見張った。もう図書館に返してしまったので細かいことは書けないけど、作者若くてかっこいいしちょっと難しいけど面白いし、他の本も読みたい。