『サッドヴァケイション』

北九州三部作の完結編としては完璧だった。いままでのキャラクターたちの成長した姿が見られるだけでもわくわくするし、群像劇としてもとても面白い。でも、ひとつの映画として見た場合、とても怖い。母性がすべてを包容していく。怖がるべきなのか包まれるべきなのかわからないけど、とにかくぼくは怖かった。